緩和ケア外来
スタッフ紹介
リーダー | 宮﨑昌樹 |
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サブリーダー | 松本伸子(緩和ケア認定看護師) |
メンバー | 医師(内科・外科)、薬剤師、医療ソーシャルワーカー、栄養士、理学療法士、看護師 計25名 |
緩和ケア外来とは
がんと診断された患者さまは、手術や化学療法など、がんそのものの治療だけでなく、がんに伴う苦痛(痛み、病状・治療・今後への不安、心配事)をやわらげることも大切です。
そこで、市立吹田市民病院では、がん患者様の苦痛をやわらげるお手伝いをするために、2009年2月から緩和ケア外来を開設しました。
緩和ケア外来では、次の点について取り組んで参ります。
- 主にがんの方で、症状緩和を必要とする方を対象としております。
- 身体症状や精神症状の緩和と共に、在宅療養や緩和ケア病棟など緩和ケアに関するご相談に応じます。
- 担当医やかかりつけ医と常に連携をとりながらサポートを行います。
- 薬剤部、リハビリテーション科、栄養課、医療相談室など専門スタッフによるチーム医療で、患者様やご家族のサポートを行います。
緩和ケア外来では医師の診察後、詳しい内容について緩和ケア認定看護師がお伺いします。
外来診察日(完全予約制です)
外来日 | 毎週火曜日午後(完全予約制) |
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場所 | 外科外来 |
受診の手続き
- 当院に通院中の方は担当医に「緩和ケア外来を受診したい」とお申し出下さい。緩和ケア外来受診の手続きをさせていただきます。
また他院に通院中の方もかかりつけの先生にご相談下さい。診療所から地域医療連携部にご連絡いただき、手続きをさせていただきます。 - 予約された日時に総合受付で受付を済ませ、外科外来窓口へお越し下さい。
活動内容
緩和ケアチームは、がん患者が持つ、身体的・精神的な諸症状の緩和を図るため、多職種が協働して患者に対応するチームとして機能することを目的として活動しています。メンバーによる週1回の緩和ケア外来診療及び入院患者往診に加えて、カンファレンスを月1回開催し、主にがんの患者様に関する各種症状緩和、また在宅やホスピスなどへの退院調整について検討を行い、問題解決に取り組んでいます。
がん性疼痛で麻薬を内服しておられる患者様について「痛いときにすぐ飲める」よう頓用の即効性麻薬をご自分で管理していただく麻薬自己管理を開始しています。
また緩和ケアとは何か、緩和ケアチームの活動をより多くの方に知っていただくために「緩和ケアチームニュース」(市民版・職員版)を発刊しています。