消化器内科
スタッフ紹介
内藤 雅文 (病院長) |
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吉田 雄一 (主任部長) |
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長生 幸司 (部長) (栄養部長) |
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長井 健悟 (医長) |
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卜部 彩子 (医長) |
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檀 直樹 (医長) |
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酒井 彩子 (医長) |
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日下部 瑛 (医長) |
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吉本 和雄 |
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朴 美暎 |
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山口 淳也 | |
荻野 慎一 | |
宮本 遥 |
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特色
胃・腸・膵・胆
迅速・的確な診断・治療と市民病院の特性を生かした小まわりの利く対応をモットーとしております。緊急内視鏡は勿論ですが、非緊急例でも再度出直していただかなくてもよいように、午前中に絶食で来院された患者さまに対しては、原則として当日に上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)を施行すべく努力しています。なお、嘔吐反射が少なく検査中術者と会話もできる経鼻胃カメラも導入しています。下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)に際しては、御希望の患者さまには鎮静剤の
注射を使用しています。上部で鎮静御希望の場合は御相談下さい。カプセル内視鏡(小腸)検査・小腸ダブルバルン内視鏡検査も行っています。
消化器外科・放射線科とも毎週カンファレンスを行い密接な協力体制のもと、総合的・集学的な治療を目指しています。
早期胃癌に対する粘膜下層剥離術(ESD)や大腸腫瘍に対する粘膜切除術(EMR)はもちろん、食道および幽門十二指腸狭窄へのステント留置、胆膵では内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)に関連した各種処置および超音波内視鏡(EUS)を用いた高難度処置にも対処可能です。下部消化管では経肛門的イレウスチューブや大腸ステント留置、さらに消化管狭窄拡張術などを積極的に行っています。また、胃瘻造設(PEG・PEG-J、P-TEG)も得意としており、多数の症例に施行しております。
肝疾患
平成28年春より、肝臓専門医が2名赴任しました。外来・入院問わず、あらゆる肝疾患が対応可能となりました。
C 型肝炎 | C 型肝炎に対する治療法は画期的に進歩しています。飲み薬だけの「インターフェロンフリー治療」が登場し、副作用を気にせず安心して治療を受けていただけます。透析中のC 型肝炎患者さんにも対応させて頂いておりますので、お気軽にご相談下さい。 |
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B 型肝炎 | B 型肝炎に対する抗ウイルス療法として、飲み薬(核酸アナログ製剤と呼びます)やインターフェロンによる治療を受けていただけます。最適な治療法の選択をご提案させて頂きます。 |
肝脂肪 | 脂肪肝すなわち非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD:ナッフルド)の患者さまが急増しています。中でも、肝硬変、肝がんに進行する可能性がある非アルコール性脂肪肝炎(NASH:ナッシュ)は要注意です。平成29年6月より、脂肪肝専門外来をはじめましたので、ご活用頂ければ幸いです。 |
肝癌 | 最新超音波画像機器を用いたラジオ波焼灼術(RFA)により短期間入院で治療を行っています。症例に応じて、肝動脈化学塞栓療法(TACE)や分子標的治療薬を使い分けて治療を行います。治療方針に関しては、消化器外科、放射線科と連携してカンファレンスで決定しています。 |
その他 | 代謝性肝疾患(糖原病、ウイルソン病など)や、自己免疫性肝胆道系疾患(自己免疫性肝炎、原発性胆汁性胆管炎(原発性胆汁性肝硬変)、原発性硬化性胆管炎など)にも対応しています。 |
後期研修医(消化器内科専攻医)の募集
当院は平成30年秋にJR岸辺駅に直結する形で移転しました。新しい病院で新しい"消化器内科"を目指す後期研修医(消化器内科専攻医)を募集しています。
診療実績(2021年)
入院患者
1,663名
検査件数
消化器内視鏡検査数(上部) | 4,349 |
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消化器内視鏡検査数(下部) | 2,311 |
内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP) | 252 |
超音波内視鏡(EUS) | 156 |
胃(上部)粘膜切開剥離術(ESD) | 74 |
大腸(下部)粘膜切開剥離術(ESD) | 53 |
胃(上部)粘膜切除術(EMR) | 9 |
大腸(下部)粘膜切除術(EMR) | 341 |
胃瘻(PEG)造設 | 16 |
腹部超音波検査 | 2,354 |
超音波ガイド下処置(肝生検・RFA) | 39 |
造影US | 64 |
肝動脈化学塞栓療法(TACE)/BRTO | 25 |
PTCD/PTGBD | 21 |
MRエラストグラフィ | 132 |
地域の先生方へ
市立吹田市民病院・消化器内科は13名のスタッフで診療しております。消化器病専門医は8名、消化器内視鏡専門医は8名、肝臓専門医は4名常勤しており、すべての消化器疾患に対処可能です。紹介患者さまに関しては、可能な限りの専門的医療を提供したいと考えております。今後ともご支援よろしくお願い致します。