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整形外科

外来担当表 Bブロック

受付時間:初診・再診とも 
午前8:30〜11:00 午後0:30〜2:30
診療枠
午前
(紹介制)

西村・市場・手島・三谷

鈴木・坂井・上畠・小山

鈴木・坂浦・

小林【篤】・市場・手島

小林【武】

坂浦・西村・坂井・上畠
午後
(紹介制)
人工関節検診 ★脊椎外来 人工関節検診    人工関節検診

 小林【篤】

(★肩・外傷一般)

小林【篤】

(★肩・外傷一般)

★印は専門外来を示しています。

お知らせ

平成28年4月1日より、整形外科外来の診察は、紹介患者さまと予約患者さまのみの診察となります。
初診の際には、必ず医療機関からの紹介状(診療情報提供書)をお持ちください。
(救急搬送患者さま、当院整形外科にてフォローが必要な患者さまは除外されます。)

スタッフ紹介

鈴木 省三
(副院長)
(リハビリテーション科部長)

専門分野:脊椎外科

  • 日本専門医機構認定 整形外科専門医
  • 日本専門医機構認定 脊椎脊髄外科専門医
  • 日本脊椎脊髄病学会認定 脊椎脊髄外科指導医
  • 日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医
  • 日本整形外科学会認定 運動器リハビリテーション医
  • 身体障害者指定医
  • 難病指定医
坂浦 博伸
(主任部長)

専門分野:脊椎外科

  • 日本専門医機構認定 整形外科専門医
  • 日本専門医機構認定 脊椎脊髄外科専門医
  • 日本脊椎脊髄病学会認定 脊椎脊髄外科指導医
  • 日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医
  • 日本整形外科学会認定 運動器リハビリテーション医
  • 身体障害者指定医
  • 難病指定医
西村 岳洋
(部長)

専門分野:人工関節置換術(膝関節・股関節)
     関節温存手術(膝関節・股関節)

  • 日本専門医機構認定 整形外科専門医
  • 日本専門医機構認定 リウマチ専門医
  • 日本整形外科学会認定 リウマチ医
  • 日本整形外科学会認定 スポーツ医
  • 日本人工関節学会認定医
  • 日本骨粗鬆症学会認定医
  • 日本リハビリテーション医学会 臨床認定医
  • 身体障害者指定医
  • 難病指定医
小林 篤
(部長)

専門分野:肩関節外科・整形外科一般
すいた野球ひじ検診の会・代表世話人

  • 日本専門医機構認定 整形外科専門医

坂井 勇介

(医長)

  • 日本専門医機構認定 整形外科専門医
  • 日本脊椎脊髄病学会認定 脊椎脊髄外科指導医
  • 日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医
  • 難病指定医

手島 昌之

(医長)

  • 日本専門医機構認定 整形外科専門医

上畠 聡志

(医員)

  • 日本専門医機構認定 整形外科専門医

市場 雄大

(医員)

  • 日本専門医機構認定 整形外科専門医

小山 拓也

(専攻医)

三谷 晃平

(専攻医)

特色

 北摂地域ではトップクラスの手術症例数を数え、先天奇形などの小児整形外科的疾患、外反母趾などの足部変形や骨軟部悪性腫瘍など一部の整形外科的疾患を除いて高度で専門的な治療を迅速に行うことができます。高齢者でも全身合併症が重篤でなく機能予後が期待できれば積極的に手術を行っており、外傷や高齢者では早期手術・早期リハビリテーションを行うことでより良い生命予後、機能予後が期待できます。当科では整形外科的傷病だけでなく、合併疾患など患者さん全体や生活環境などの背景までを含め総合的に診る姿勢を大切にし、Evidence Based Medicineをベースに外科的治療を中心としたテーラーメイドの全人的医療を提供できるよう最大限努力し、患者さんだけでなく患者さんをご紹介いただいた近隣医療機関の方々まで、皆さまに満足していただける整形外科を目指しております。 

関節外科クリニック

股・膝関節の変形性関節症や関節リウマチに対して主に人工関節置換術を施行しますが、症例によっては関節温存手術を行っています。人工関節置換術を行う場合には、患者さまの年齢、活動性、骨形態、骨質を検討し、最適な人工関節の機種を決定しています。人工膝関節ではより良い機能予後を得るために症例を選んで単顆置換術を行っています。人工股関節では前外側進入でアプローチし低侵襲な手術を実現しています。

脊椎外科クリニック

側弯症を除くほとんどの脊椎疾患の治療が可能です。手足のしびれや巧緻性障害・歩行障害を生じる頚髄症に対しては椎弓形成術や前方固定術を行ないます。 腰椎のヘルニアに対しては硬膜外注射などの保存的治療が有効なことが多いため、まず外来での保存的治療を行います。保存療法が無効な場合には髄核摘出術等を行います。
腰部脊柱管狭窄症に対しては除圧術を行ないますが、腰椎の不安定性がある症例や再手術例は積極的にインスツルメンテーションを用いた固定術の適応としています。
高齢者の椎体骨折部が偽関節となり保存療法が無効な場合には、椎体形成術やバルーンを用いた経皮的椎体形成術を行います。

手の外科・上肢クリニック

骨折、腱損傷などの外傷に加え、末梢神経障害、リウマチなどの手の変形などに専門的な治療が可能です。石灰沈着性腱板炎には超音波下穿刺などで早期除痛を得られています。

スポーツ、膝、リウマチクリニック

主に外来での生物学的製剤の導入・維持を行い、症状の軽減のみならず疾患の寛解にまで至ることが可能となっています。リウマチ専門医の増員に伴い、従来以上に専門的な治療が可能となりました。手術適応症例には、関節クリニックや手の外科クリニック専門医と協力して診療に当たります。

骨粗鬆症クリニック

骨粗鬆症は、単に骨量が減少するだけでなく、骨折の増加する危険性に関連しています。日頃は、何も症状がなく、検診で指摘されたり、骨折をきたすまで気づかないことが多いのが現状です。
当院では最新の骨密度測定法(デキサ)が導入され、多角的な検査に基づいた診断や最新の治療薬による治療を行います。内科やリハビリテーション科などの協力のもと、総合病院ならではの態勢で治療に取り組みます。

スポーツ整形クリニック

関節鏡による膝関節の靭帯再建術、半月板の治療を専門としています。他に下肢のスポーツ外傷の治療を行います。上肢に関しては手外科専門医と協力して治療に当たります。

外傷整形外科

当院で対応可能な症例である限りは受診したほぼ全例を受け入れて治療しています。手術適応症例に対して極力早期に治療できるように心掛けています。高齢者の大腿骨頸部骨折には人工骨頭置換術、骨接合術などを行います。

当院の専門性が低い分野
腫瘍整形外科、小児整形外科、足の外科

診療実績

整形外科病床数75床 平均外来患者数75.8人/日
2022年度 (令和4年4月〜令和5年3月)
手術件数992件(左右両側同時手術例を2件とすると1,134件)

手の外科
骨、関節、靭帯 135
皮下、筋、腱 100
神経、血管、リンパ 42
上肢
肩、上腕骨折 19
鎖骨および周辺骨折 16
腱板その他 27
下肢
下肢骨折以外 49
下腿骨折 4
足骨折 8
足関節骨折 27
膝関節骨折 9
大腿骨頸部骨接合 17
大腿骨骨幹部骨折 5
その他(創傷処置) 15
人工関節
181

316

大腿骨人工骨頭 22
関節その他 16
脊椎
頚椎 18
胸椎 5
腰椎 102
その他 1

(1)関節外科

  • 人工股関節全置換術
    1. 対象疾患:変形性股関節症、関節リウマチ、大腿骨頭壊死症、外傷の後遺症など
    2. 96%の症例は腰椎麻酔で施行
    3. 最近の5 年間では初回人工関節の固定は全例にセメントは非使用
    4. 原則として高齢者以外には自己血輸血を施行(同種血輸血率3%)
    5. 高位脱臼例以外は手術の翌日に離床、入院期間は片側例で平均24 日間
    6. 前外側進入でアプローチし低侵襲な手術
    7. 豊富な手術実績
  • 骨盤骨切り術
    1. 弱年で軟骨があるにもかかわらず、痛みの為、日常生活で障害がある方に適応があります。
    2. 入院期間は、約6 週間。
  • 人工膝関節全置換術
    1. 対象疾患:変形性膝関節症、関節リウマチ
    2. 平均手術時年齢75 歳(最高齢94 歳)
    3. 95%の症例は腰椎麻酔で施行
    4. 原則として術前の貯血式自己血輸血は行わず術後の自己血回収術で対処
    5. 手術の翌日に離床、歩行訓練を開始、入院期間は片側例で平均21 日間
    6. 両側同日の手術も可能、入院期間は片側例と同じで平均21 日間。
    7. 可能な限り靭帯を温存、症例を選んで単顆置換術を施行。
    8. 豊富な手術実績
  • 高位脛骨骨切り術
    1. 活動性が高く手術後も走りたい人、正座が必要な人などに適応があります。
    2. 除痛効果は、人工膝関節にやや劣ります。
    3. 入院期間は平均28 日間。

(2)脊椎外科

  • 頚椎椎弓形成術16例、腰椎開窓術57例、腰椎固定術34例、髄核摘出術21例
  • 入院期間はほぼ2週間ですが、髄核摘出術や単椎間開窓術では5-7日程度での退院も可能。

地域の先生方へ

 当院整形外科では一部の整形外科的疾患を除く様々な運動器の外傷や変性疾患などに対して、それぞれ高い専門性を持った医師が最新の診療・手術手技で対応させていただくことが可能です。また、骨折などの外傷は当科で対応可能な症例である限りほぼ全例を受け入れて治療させていただきます。
 吹田市を中心とした北摂地域の先生方と良好な連携関係を保ち、少しでも地域医療に貢献させていただければ幸いですので、今後とも患者さんのご紹介など倍旧のご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。