1. トップページ
  2. 診療部門のご案内
  3. 診療科のご案内
  4. 内科
  5. 呼吸器内科

呼吸器内科

スタッフ紹介

宮﨑 昌樹
(部長)
(外来点滴センター長)
(緩和ケアチームチーダー)
  • 日本内科学会内科認定医・総合内科専門医・指導医
  • 日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医・指導医
  • 日本呼吸器内視鏡学会気管支内視鏡専門医・指導医
  • 日本緩和医療学会 緩和医療認定医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • 肺がんCT検診認定医
  • 緩和ケア指導医研修受講
  • 日本旅行医学会認定医
  • 日本温泉気候物理医学会温泉療法医
  • 癒しの環境研究会 笑い療法士3級

(役職)
日本呼吸器内視鏡学会評議員

鉄本 訓史

(部長)

  • 日本呼吸器学会 呼吸器専門医テツモトサトシ(鉄本訓史).JPG
  • 日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡専門医
  • 日本内科学会 総合内科専門医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医

緩和ケア研修会受講(平成27年)

神戸大学医師臨床研修指導医講習会受講

樋上 雄一
(医長)
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本呼吸器学会 呼吸器専門医・指導医
  • 日本内科学会 総合内科専門医

緩和ケア研修会受講(平成22年)

医師臨床研修指導医講習会受講

JMECC(日本内科学会 内科救急・ICLS講習会)受講

津田 学
(医長)
  • 日本内科学会認定内科医
稲田 怜子
(医員)
  • 日本内科学会認定内科医
角田 尚子
(医員)
  • 日本内科学会認定内科医

緩和ケア研修会受講(平成29年)

宮本 武明
(招聘医師)
  • 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・指導医
  • 日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医
  • 日本アレルギー学会アレルギー専門医
  • 日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医
  • 日本化学療法学会抗菌化学療法認定医・指導医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • 呼吸器身体障害認定指定医
  • 日本禁煙学会認定指導医
  • 日本医師会認定産業医
辻 文生
(招聘医師)
  • 社団法人日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・指導医
  • 社団法人日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医
  • 社団法人日本アレルギー学会アレルギー専門医・指導医
  • 日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医・指導医
  • 社団法人日本化学療法学会抗菌化学療法認定医
  • 社団法人日本感染症学会感染制御医(ICD)
  • 呼吸器身体障害認定指定医
  • 肺がんCT検診認定医
  • 日本医師会認定産業医
  • 認知症サポート医
  • 介護支援専門員(ケアマネージャー)
  • 医療福祉情報コーディネーター

(役職)

  • 大阪大学大学院薬学研究科附属薬学地域医療研究センター
  • 招聘教授
  • 一般社団法人 吹田市理学療法士会 顧問
  • 公益社団法人 大阪介護支援専門員協会吹田支部 顧問
  • 日本ノルデック・ウオーク学会 役員
  • (平成28年第5回日本ノルデック・ウオーク学会学術大会大会長)
  • 一般財団法人 日本尊厳死協会 関西支部おおさか会長
  • 吹田市健康増進広場整備方針検討委員(2015~)

特色

当科は気管支喘息を主としたアレルギー性疾患、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、肺がん、呼吸器感染症(市中肺炎など)、各種間質性肺炎などのびまん性肺疾患、ARDS(急性呼吸即迫症候群)等の急性呼吸不全、慢性咳嗽(3~8週間以上続く咳)を主に診ております。特に肺機能検査(可逆性検査、肺拡散能検査)、呼気NO測定、気道抵抗測定装置(MostGraph)、喀痰検査を用いての喘息とCOPDの鑑別や包括的呼吸リハビリテーション、超音波気管支内視鏡を用いた肺癌診療、病診・病薬連携に力を入れております。
我々は、ガイドライン、エビデンスに基づいた診断と治療をモットーとし、また患者さまの生活の質(QOL)や満足度など個別性を重視したチーム医療そしてシームレスな地域連携医療を行なっていきます。

気管支喘息

個々の患者さまに応じた抗原回避指導、ピークフローメーターという簡単な肺機能測定の器具を用いた症状コントロール、そして徹底した吸入指導のもと吸入ステロイド治療を早期から導入し、最小限の副作用にて喘息を完全にコントロールしていきます。

COPD及び各種肺疾患による慢性呼吸不全

早期より包括的呼吸リハビリテーション(入院、外来)開始し、重症度に応じた薬物療法をしていきます。また在宅酸素療法(HOT)や非侵襲的人工呼吸器(NPPV)も積極的に導入していきます。重症の患者さまに対しては地域の訪問看護ステーションと運動耐容能の落ちないように地域連携医療をしていきます。

呼吸器感染症(市中肺炎など)

日本呼吸器学会、日本感染症学会、日本化学療法学会の感染症、肺炎治療のガイドラインに従って治療をしていきます。

肺がん

がん治療の均展化が叫ばれている中、当院でも大阪府がん拠点病院として患者さまにとってエビデンスにのっとった最良の治療を提供していきます。その為に診断から治療の流れを確立し、早急に治療開始します。また治療開始時より緩和医療を並行し、よりよいQOLを保つべくリハビリを導入しながら患者さまと接していくことを心掛けています

間質性肺炎

間質性肺炎には多種多様な疾患が含まれているため、十分な他科(放射線科、病理診断科)との相談の上、診断をつけていきます。詳細な問診、血液検査、画像検査、精密肺機能検査そして必要に応じて気管支鏡検査、胸腔鏡下肺生検を施行し診断、治療していきます。

慢性咳嗽

3週以上続く咳嗽は、肺がん、肺結核、間質性肺炎など胸のレントゲンで異常を示す病気でも当然認めますが、胸のレントゲンで異常を示さないケースがほとんどです。その原因として咳喘息、アトピー性咳嗽、副鼻腔気管支症候群、逆流性食道炎、感染後遷延性咳嗽、心因性咳嗽、気管支病変等があります。当科では咳日記を使用して診断、治療していきます。

チーム医療

当科は専門性を重視したコメディカルとのチーム医療・予防医療・地域医療を実践しております。院内では看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、薬剤師、栄養士、生理検査技師、臨床工学技士、MSW、地域医療連携部を含めた吹田呼吸器ケアチーム(SRCT)を平成20年より結成し、包括的な治療体系に力を入れております。また院外では顔の見える連携構築を重視し、行政や地域の医師、歯科医師、薬剤師の先生方との連携、訪問看護ステーション、ケアマネージャーと定期的な勉強会を実施しております。

診療実績

診療実績(平成29年度)

1. 入院患者(主病名)958名

入院総患者数(885名)
主な疾患 内訳
感染性肺疾患※1 310名
肺癌 悪性胸膜中皮腫(疑いを含む) 262名
気管支喘息 サルコイドーシス 51名
COPD 慢性呼吸不全 ARDS 30名
間質性肺炎 膠原病肺 32名
その他※2 200名
  • ※1感染性肺疾患・・・市中肺炎、誤嚥性肺炎、肺化膿症、膿胸、結核性胸膜炎など
  • ※2その他・・・気胸、胸水、心不全、気管支拡張症、喀血、SASなど
侵襲型人工呼吸器 51名
NPPV 9名
ネーザルハイフロー 49名

2. 気管支鏡検査199件

当院は日本内科学会認定施設、日本呼吸器学会認定施設、日本アレルギー学会認定施設、日本呼吸器内視鏡学会認定施設です。

地域の先生方へ

呼吸器症状でお困りの患者さまがいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。地域の諸先生方と連携し、吹田市に貢献できるよう努力していきます。
また、吹田呼吸ケアチーム(SRCT)の活動の一環として、適切な吸入指導の標準化を目標に、吹田市薬剤師会と共同で「吸入指導依頼書」「吸入指導評価表」等、吸入指導関係の各種文書を作成しています。

吹田呼吸ケアチーム(SRCT)

スタッフ紹介

リーダー 辻文生(呼吸器・アレルギー内科部長)
メンバー職種 医師、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、生理検査技師、栄養士、臨床工学技士、MSW、地域医療連携部、医療事務室

活動内容

近年高齢化が進むなか、呼吸器疾患、そしてアレルギー疾患患者においてもますます増加傾向です。それを背景に2008年4月に市立吹田市民病院において2名の呼吸器内科医が常勤になった後、同年8月に吹田呼吸ケアチーム(Suita Respiratory Care Team-SRCT-)が発足しました。目的としては、呼吸器、アレルギー疾患患者を対象にスキルミックスした多職種がかかわるチーム医療を実践することです。当初は医師、看護師、理学療法士、薬剤師、栄養士、生理検査技師、地域医療連携部、医事課26人で始まったチームですが、今では腫瘍内科医師を含む常勤医師が3人増え、作業療法士、言語聴覚士、臨床工学技士も加わり50人以上に拡大しております。
SRCTには喘息アレルギーチーム、COPDチーム、呼吸サポートチームなど、さらに専門性を追求したコメデイカルを中心としたチームもできました。院内では月に1度SRCT委員会を設けて、院内の診療体制作り、院内外での活動内容の報告と方向性の確認、各チームでの行動計画、学会発表などを議論しております。院内の具体的な活動内容としては、アレルギー疾患患者に対する抗原回避指導、入院、外来での包括的な呼吸リハビリテーション、行動変容を用いた禁煙指導、専門薬剤師による吸入指導そして人工呼吸器装着中の患者に対するチーム医療などを行っています。
院外においても精力的に活動しております。2009年より吹田市薬剤師会と協働し、吹田市のどの保険薬局でも適切な吸入指導が可能となることを目標にした勉強会や研究会、訪問看護ステーション、ケアマネージャーを交えた「吹田呼吸ケアを考える会」を定期的に行っております。また行政に協力を仰ぎ、市民の皆様に対し正しい呼吸器、アレルギー疾患に対する情報提供と透明性のあるネットワークづくりを実施しております。市民を対象とした喘息教室やCOPD教室、また吹田市のインターネットサイト「すいた呼吸器アレルギーねっと」もその活動の一環です。
そして、SRCTは市民の皆様に対する病気の予防医療も積極的に行っております。2009年より毎年世界COPDデーに合わせ、院外で医療従事者による肺年齢測定とその結果説明、禁煙指導、栄養指導、呼吸リハビリ体験などを取り入れたCOPDの啓発活動を行っております。2011年からは健康講演会も行われるようになり、2011年は三代澤康司氏(ABCアナウンサー)、2012年はオール巨人氏(吉本興業)が活動に協力して下さいました。2013年には独立行政法人環境再生保全機構の協力のもと、初の試みとして「肺機能測定に参加した人数世界一」という世界記録に挑戦するイベントを企画し、6時間で1,029人と前回の世界記録(西アフリカにて8時間で424人)を大幅に上回る記録を達成しました。それらの活動は2014年の「厚生労働省第3回健康寿命を延ばそう!アワード」での優良賞として評価されました。
我々は地域に密着し、市民の皆様の生活の質を向上させる特徴ある医療チーム作りを目指しております。今後とも地域の先生方と密に連携し、住みやすい吹田作りに微力ながら貢献できればと考えております。

呼吸器アレルギー内科部長 辻 文生