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放射線診断科/放射線治療科

外来担当表

受付時間:初診・再診とも 
午前8:30〜11:00 午後0:30〜2:30
診療枠 月 火 水 木 金
午前 

油谷・佐藤【行】

・濱口

油谷・佐藤【行】

・濱口

油谷・佐藤【行】

・濱口

油谷・佐藤【行】

・濱口

油谷・佐藤【行】

・濱口

午後 読影

油谷・佐藤【行】

・濱口

油谷・佐藤【行】

・濱口

油谷・佐藤【行】

・濱口

油谷・佐藤【行】

・濱口

油谷・佐藤【行】

・濱口

IVR   保本 三上   

放射線治療科
診療枠 月 火 水 木 金
午前  山田 山田 山田 山田
午後  山田 山田 山田 山田

スタッフ紹介

油谷 健司
(主任部長)
  • 日本医学放射線学会 放射線診断専門医・研修指導者

山田 優二

(部長)

  • 日本医学放射線学会・日本放射線腫瘍学会 放射線治療専門医
    ヤマダユウジ(山田優二).JPG
  • 日本医学放射線学会 研修指導者
  • 緩和ケア研修会受講(2015年)

佐藤 行永

(部長)

  • 日本医学放射線学会 放射線診断専門医
  • 日本乳がん検診精度管理中央機構 検診マンモグラフィ読影医師
  • 肺がんCT検診認定機構 肺がんCT検診読影医
  • 緩和ケア研修会(2016年)

濱口 恭子

(医長)

  • 日本医学放射線学会 放射線診断専門医・研修指導者

小野 仁志

(医員)

  • 緩和ケア研修会(2022年)

診療放射線技師(常勤) 20名

特色

当院では放射線治療医、医学物理士、診療放射線技師、看護師などがチームで連携し、安全で質の高い放射線治療を提供しています。また、各診療科と日常的に情報共有を行い、病院全体のがん診療そのものの質的向上に役立つような放射線治療を提供することを目標としています。患者さん一人ひとりの状態に合わせた治療計画を作成し、安全かつ有効な放射線治療を受けていただける体制を整えています。

IGRT(画像誘導放射線治療)を全例で行うことで放射線治療そのものの精度を担保するとともに、IMRT/VMATやSBRTなどの高精度放射線治療も積極的に行っています。

機器の紹介

CT
マンモグラフィー(乳房X線撮影装置)
MRI
X線(一般撮影)
リニアック
(放射線治療装置)
X線TV装置
骨密度測定装置(DXA)
心臓カテーテル検査装置
血管造影装置(IVR)
320列CTと80列CTにより、心臓の冠動脈造影をはじめ全身におよぶ血管造影や3Dワークステイションを駆使した再構築画像による診断、CT透視下によるIVR検査などを行っています。 女性放射線技師による撮影を行っています。乳がんは発見・治療時期がその後の予後に大きく影響を及ぼします。また早期であれば治癒も可能ながんです。自覚症状のない早期に発見するためにも「マンモグラフィによる乳がん検診」の受診をお勧めしています。 静磁場強度1.5T(テスラ)装置を2台導入し、心臓MR検査、肝臓エラストグラフィ、全身DWIをはじめ各診療科の検査に対応しています。また開口径が70cmありますので検査中の圧迫感も緩和されています。 レントゲンフィルムをなくしたフルデジタル・フラットパネルシステムを導入しています。胸部・腹部をはじめ整形外科領域の全身にわたる骨・関節撮影を行います。また脊椎全長や下肢全長などの長尺撮影も一度に撮影が可能です。 高エネルギーのX線や電子線を身体の外から照射してがんの治療を行います。事前に撮影したCT画像から正常な組織への影響を最小限に、目的となるがん組織には最大限の効果が得られるように、精密な治療計画を立て最適な照射方法を行っています。 X線による透視動画を観察・撮影することが可能です。主に造影剤を用いた消化管検査や整形外科領域の検査・治療に使用しています。デジタル断層撮影が可能で膝関節の人工関節置換術後の状態を把握する目的で使用しています。 DEXA法による精密な骨密度測定が可能です。骨密度の低下は脊椎の圧迫骨折や股関節の骨折などにも密接に関係します。また高齢化社会に伴ってそのリスクもますます大きくなっていきます。当院では人間ドックの検査項目にも採用しています。 心臓冠動脈の病気は発症とともに生命に危険が及ぶ場合がありますので、迅速な診断・治療が非常に重要となります。従来よりもさらに高画質な血管像が得られますので、より安全で精密な検査・治療が可能です。 IVR治療は外科治療や放射線治療と並ぶ有効な「がん治療」のひとつです。IVR専門医師による肝臓がんのTACE(肝動脈化学塞栓療法)をはじめ、各種がんや消化管出血に対する動脈塞栓術、非血管系IVRとしてドレナージ術や生検術を行っています。

骨密度検査(骨塩定量)

骨密度検査(骨塩定量)について

 DEXA法(デキサ法:二重エネルギーX線測定法)腰椎や大腿骨と他の組織とのX線吸収率の差で骨密度を測定します。骨密度測定で現在もっとも正確な方法になります。検査は寝台に横になって頂くだけで簡単に終了します。
 主に閉経や加齢が原因で起こる骨粗しょう症は骨の強度が弱くなり、わずかな衝撃でも骨折しやすくなる病気です。脊椎の圧迫骨折、股関節や手首の骨折が多く、普段の生活に支障をきたす場合があります。予防のためにも定期的な検診をお勧めします。

DEXA画像.jpg

(骨密度測定装置(DEXA法))

診療実績

令和6年度実績 検査件数(件)
CT検査

23,326

MRI検査

7,270

IVR 159
心臓血管造影 174
放射線治療 258

放射線治療診療実績(内訳)

原発部位別治療件数 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度 2025年度
中枢神経系腫瘍 9 3 4 3 4
頭頸部腫瘍 2 3 2 2 4
肺がん 64 76 55 66 55
乳がん 83 94 90 110 105
肝胆膵 6 7 7 8 12
食道癌 5 7 12 1 1
胃・結腸・直腸がん 11 14 16 17 11
婦人科系腫瘍 5 2 4 4 2
前立腺癌 49 31 25 23 22
泌尿器系(前立腺除く) 8 3 8 3 8
血液・リンパ系腫瘍 11 25 25 18 37
皮膚骨軟部腫瘍 0 2 4 1 1
原発不明がん 2 0 1 1 1
良性疾患 0 0 0 1 0
合計 255 267 253 258 263

放射線治療診療実績(内訳)

高精度放射線治療件数・特殊な治療件数 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度 2025年度
高精度放射線治療件数 113 95 92 79 89
全身照射(TBI) (2024年10月開始) ― ― ― 3 7

放射線治療の流れ

  1. 放射線治療科を受診
    • 各種検査や診断結果を基に放射線治療専門医が治療法を決定します。
  2. 放射線治療の準備
    • 治療計画を立てるために線量計算用のCTなどの必要な画像検査を行います。
  3. 治療計画の作成と検証
    • 医師・医学物理士・診療放射線技師が協力し、コンピューターで最適な放射線の当て方を計算します。
    • 必要に応じて計画した線量が正確に照射できていることを検証作業で確認します。
  4. 放射線照射
    • 治療計画に基づき、専用の装置で放射線を照射します。1回の治療は通常数分~十数分程度です。
    • 多くの場合、週5回程度、数週間かけて治療を行います。

IMRT/VMAT(強度変調放射線治療/強度変調回転放射線治療)とは?

IMRT(強度変調放射線治療:Intensity Modulated Radiation Therapy)は、がんの形や位置に合わせて放射線の強さを細かく調整しながら照射する高度な放射線治療です。VMAT(強度変調回転放射線治療)はIMRTと回転照射を組み合わせた照射方法です。IMRTとVMATは細かい違いとそれぞれの利点があり、当院ではIMRTとVMATを照射部位に応じて使い分けています。

IMRT/VMATには従来の放射線治療に比べて次のような利点があります。

  1. がんの形に合わせて照射できる
    • コンピューターを用いて放射線の強さや角度を細かく調整し、腫瘍の形状に合わせて放射線を集中させます。
  2. からだの内部の正常な組織への影響をできるだけ抑える
    • がんの周囲にある大切な臓器(神経、唾液腺、膀胱、直腸、肺、肝臓、腎臓など)への放射線量を減らすことができ、副作用の軽減が期待できます。

 これらの特徴から従来の放射線治療と同等以上の高い治療効果を保ちながら副作用を抑えることが期待できる治療法として、多くのがん治療で用いられています。

 当院では前立腺癌やリンパ節転移のある肺がん、原発性脳腫瘍の放射線治療は原則としてIMRT/VMATで治療し、それら以外の症例についてもがんの種類や治療目的、照射部位に応じて積極的にIMRT/VMATを施行しています。

SBRT(体幹部定位放射線治療)とは?

小さな病変に対し大線量の放射線を集中して照射する治療法(いわゆるピンポイント照射)で、次のような特徴があります。

  1. ピンポイント照射
    • 通常の放射線治療よりも精度が高く、大線量を腫瘍に集中して照射することで周りの正常な組織へのダメージを抑えながら治療でき、なおかつ高い腫瘍制御効果が期待できます。
  2. 治療期間が短く外来通院で治療可能
    • 通常の放射線治療は数週間かかりますが、SBRTは数回(1〜5回程度)で終了します。治療期間は1-2週間程度です。
  3. 手術が難しい人にも適応
    • 本来は手術が望ましいが何らかの理由(年齢や合併症など)で手術が難しい場合にも選択されることがあります。

 これらの特徴から肺がん診療ガイドラインでは切除不能早期肺がんの治療法として推奨されているほか、小さな転移病巣への根治的治療法としても広く施行されています。

 SBRTはすべてのがんを治療できるわけではなくいろいろな制限があります。当院ではそれぞれの専門医や担当医と協議した上で早期肺がんや小さな転移性肺腫瘍、肝がん、症状の乏しい脊椎転移、根治性が期待できる再発腫瘍などにSBRTを施行しています。

患者さんへのお願い

  • 安全かつ効果的な放射線治療を行うには患者さんに守っていただきたい様々な注意点があり、患者さんの理解と協力が不可欠です。協力が得られない場合は治療をお断りする場合があります。
  • 治療方法や照射期間などは病状に応じて決定されます。同じ病名でも同じ治療法が選択されるとは限りません。電話やメール等での問い合わせにはお答えしかねますので、先ずは主治医からの診療情報提供書や各種検査結果とともに放射線治療科を受診してください。

地域の先生方へ

CT・MR検査等において、地域医療の向上にご協力させて頂きます。病診連携の緊急症例の検査につきましても、通常業務時間内であれば可能な限り対応致します。放射線治療、IVR(血管内治療)に関しましても、当該診療科を受診の上、ご依頼を受付けております。また、骨密度測定(DXA)も病診連携で受付けておりますのでよろしくお願い致します。

(令和6年5月更新)