1. トップページ
  2. 診療部門のご案内
  3. 診療科のご案内
  4. 内科
  5. 糖尿病・内分泌内科

糖尿病・内分泌内科

スタッフ紹介

火伏 俊之
(部長)
  • 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・指導医
    近畿支部評議員
  • 日本糖尿病学会糖尿病専門医・指導医
    近畿支部評議評議員
  • 日本循環器学会循環器専門医
  • 日本内分泌学会評議員
  • 日本医師会認定産業医
  • 大阪大学医学部臨床准教授
竹下 恵理子
(医長)
  • 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
  • 日本糖尿病学会糖尿病専門医
二宮 浩世
(医長)
  • 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
  • 日本糖尿病学会糖尿病専門医・指導医
  • 日本医師会認定産業医

井手 彩夏
(医員)

  • 緩和ケア研修会受講(2019年)

境 珠里
(医師)

  • ACLS(二次救命処置)研修会受講
  • JMECC(日本内科学会認定内科救急・ICLS講習会)~RRSコース受講

児玉 瑞希
(医師)

  • 緩和ケア研修会受講(2023年)

酒井 紅美子
(医師)

  • 緩和ケア研修会受講(2023年)

特色

 近年、食生活の欧米化や運動不足による肥満に伴う生活習慣病が激増してきております。中でも糖尿病は、血管合併症が生じやすく、早期からの治療介入が必要です。現在では糖尿病治療薬の種類が増え、外来での血糖コントロールは以前と比べるとしやすくなってきています。ただし、もともとの生活習慣を変えない限り、2型糖尿病の改善は難しいと考えられます。
 当院では早期から積極的に食事・運動療法などの療養指導を実施し、場合により入院をお勧めし、血糖コントロールを行っています。現在の合併症をしっかりと把握し、血管合併症に対しての加療を行っていきます。
 1型糖尿病に対しては、インスリン療法を行っています。インスリン療法には1日1〜4回程度の注射療法と皮下に留置したカニューレを通して持続的に注入するインスリンポンプ療法(Continuous Subcutaneous Insulin Infusion: CSII)とがあります。症例によってはCSIIの導入も行っています。

診療実績

入院患者数
令和5年度  314人
(糖尿病関連125人、内分泌疾患20人 など)
令和4年度  183人
(糖尿病関連124人、内分泌疾患16人 など)
令和3年度  198人
(糖尿病関連102人、内分泌疾患25人 など)
令和2年度  289人
(糖尿病関連118人、内分泌疾患29人 など)
令和元年度  319人
(糖尿病関連183人、内分泌疾患19人 など)
平成30年度 361人
(糖尿病関連155人、内分泌疾患16人 など)
平成29年度 333人
(糖尿病関連164人、内分泌疾患15人 など)

多くの糖尿病患者さんの診療にあたっています。特に、合併症を発症された患者さんのご紹介が多いです。

外来患者数

糖尿病患者 906人/年

地域の先生方へ

 気軽にご相談頂けたら、と思います。当院で入院又は外来精査を行った後、逆紹介させて頂きます。地域連携室を通して予約を頂けるとスムーズに診療できます。紹介状はあっても地域連携室を通さずご来院頂いた症例は、待ち時間が生じる事があります。予めご了承頂きます様宜しくお願いいたします。

糖尿病

 糖尿病患者さんの血糖コントロール、合併症精査などを行っています。必要に応じてインスリン導入や入院加療を行います。ご紹介宜しくお願いいたします。
 栄養指導、療養指導、透析予防なども外来で行っています。当科医師にご紹介頂きますと、必要に応じて各外来にて適宜対応いたします。

 栄養指導、療養指導、透析予防なども外来で行っています。当科医師に紹介いただきますと、必要に応じて各外来にて適宜対応いたします。

糖尿病の入院コースには3コースあります。
Aコース 2泊3日 食事療法がメインの入院です。栄養指導やGLP-1、インスリンの導入もできます。
Bコース 4泊5日(1週間) Aコース+合併症精査
Cコース 約2週間 Bコース+血糖コントロール

なお、当院では糖質制限食を積極的に導入しています。適応があると判断した症例には糖質制限食を指導しています。

内分泌疾患

 甲状腺機能異常に関しても積極的に診療しています。主に外来にてコントロールを行い、落ち着いた状態で逆紹介させていただきます。なお、薬物療法だけではコントロールのつかない症例に関しては、甲状腺専門病院に紹介させていただくことがあります。
 甲状腺腫瘤に関して、エコーを施行したうえで耳鼻咽喉科に適宜紹介しています。患者さんの希望に応じて甲状腺専門病院へ紹介させて頂くことがあります。
 その他、下垂体、副腎系の内分泌疾患に関しても、入院下での負荷試験等を実施しています。

検査入院の例
原発性アルドステロン症 2泊3日 カプトプリル負荷試験、生理食塩水負荷試験を行います。
下垂体、副腎機能低下症 3泊4日 GHRP-2負荷試験、三者負荷試験、迅速ACTH負荷試験等、各種負荷試験を行います。

症状が安定してきたら

 病状が安定した糖尿病患者さんには、かかりつけ医、もしくは身近な診療所やクリニックをご紹介します。
 今後の外来通院(お薬の処方)などは、紹介先医療機関をご受診頂きます。
 また、フォローアップ目的での総合病院からのご紹介はお断りすることがございます。かかりつけ医がいない場合は、当院から適切な医療機関をご紹介いたします。今後も当院は地域医療機関との密接な連携のもと、患者さんへの最適な利用の提供に努めていきます。

糖尿病、内分泌領域に興味がある先生方へ

 当院には日本専門医機構認定の内科専門研修プログラムがあります(https://www.naika.or.jp/wp-content/uploads/program2020/1117270011.pdf)。当科で糖尿病、内分泌疾患を研修しながら新内科専門医取得を目指します。日本専門医機構による内科専門研修制度は例年定員等の変更があります。当院での研修希望や見学などご興味のある先生は、是非お問い合わせをしてください。shomu@mhp.suita.osaka.jp