外科
外来担当表 Bブロック
診療科 | 診療枠 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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消化器 | 午前 | 予約 | 岡村【修】(下部) | 西川(上部) | 桂(肝胆膵) | 矢野(上部【食道癌】) | |
竹山(下部) | 植田(下部) | 谷口(上部) | |||||
林【覚】(肝胆膵) | |||||||
午後 | 予約 | 竹山(下部) | 西川(上部) | 桂(肝胆膵) | 谷口(上部) | ||
林【覚】(肝胆膵) | ★ヘルニア外来 | 岡村【修】(下部) | |||||
乳腺 | 午前 | 初診 | 吉岡 | 橋爪 | 交替制 | ||
午後 | 予約 | 吉岡・橋爪 | 吉岡・堺 |
★乳腺検査 (完全予約制) |
交替制 | ||
呼吸器 | 午前 | 初診 | 横内 | 原 | |||
午後 | 予約 | 横内 | 原 | ||||
一般外科 | 午前 | 初診 | 交替制 | 交替制 | 交替制 | 交替制 | 交替制 |
午後 | 急患のみ | 交替制 | 交替制 | 交替制 | 交替制 | 交替制 | |
小児外科 | 午前 | 田中【夏】 | |||||
午後 | 田中【夏】 |
★印は専門外来を示しています。
スタッフ紹介
岡村 修 (副院長) |
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西川 和宏 (主任部長) |
《専門:上部消化器》 ![]() |
吉岡 節子 (部長) |
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田中 夏美 (部長) |
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桂 宜輝 (部長) |
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竹山 廣志 (部長) |
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浦野 尚美 (医長) |
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原 暁生 (医長) |
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林 覚史 (医長) |
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谷口 嘉毅 (医長) |
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橋爪 咲奈 (医員) |
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堺 聡美 (医員) |
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植田 隆太 (医員) |
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横内 秀起 (参与) |
《専門:呼吸器外科、肺がんの診断・治療》 |
澤村 成美 (医師) |
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(外来診察・手術応援) 古川 順康 (招聘医師) |
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特色
診療実績・評価
日本外科学会、日本消化器外科学会、日本呼吸器外科学会、日本乳癌学会、日本小児外科学会の専門医・指導医が揃っており、各学会の修練施設として認定されています。
すなわち、一般外科・消化器外科・呼吸器外科・乳腺外科・小児外科および消化器がん・肺がん・乳がんの専門家がおり、技術レベルの維持に必要な一定の手術件数をこなしており、科学的根拠に基づいた現在における標準的治療を実践しております。(手術実績については表参照)
主な治療対象:
- 食道がん、胃がん、大腸がん、肝がん、膵がん、胆道がん、肺がん、乳がんなどの悪性疾患
- 胆石、ヘルニア、気胸などの良性疾患
- 虫垂炎、胆のう炎、腹膜炎、腸閉塞などの急性腹症
- 小児外科疾患
インフォームドコンセントと治療選択
標準的治療とは、生存率、有効率など全て確率の比較によって得られたものです。標準的治療を行ったからといって必ず良い結果が得られるとは限りません。また生存期間をわずか数ヶ月延ばすために大変な苦痛を伴う治療が必要なこともあります。同じような病状でも、それぞれの患者さまの年齢・環境・人生観・信念などによって、違う選択がなされてもよいと考えます。
したがって、実際の治療方針の選択過程では、病状に応じた推奨される標準的治療だけでなく、その他の方法についても説明の上で、患者さま自身にも参加していただいています。
なお、一つの医療機関にかかっている際に、他の医療機関に行って診断・治療方針を聞く、いわゆる「セカンドオピニオン」を求めることは、患者さまの当然の権利です。当院からの他院への紹介、他院から当院への相談、いずれの場合も遠慮なくお申し出下さい。
がん治療への総合的な取り組み
比較的早期のがんに対しては、腹腔鏡や胸腔鏡を用いた手術を積極的に導入し、からだにやさしい手術をめざしています。一方、進行したがんに対しては、積極的に拡大手術や、抗がん剤や放射線照射を組み合わせた集学的治療を行っています。
また完治することは困難な切除不能の進行がんや手術後の再発症例に対しては、できるだけがんの進行を抑え、症状を緩和し、患者さまの生活の質(QOL)を維持できるように、外来通院での抗がん剤の投与や放射線治療、在宅緩和ケアへの移行をサポートしています。
診療実績
麻酔別外科手術 | 症例数(件) |
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全身麻酔 | 742 |
硬膜外麻酔、腰椎麻酔 | 26 |
局所麻酔 | 90 |
悪性腫瘍根治術 | 症例数(件) |
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乳がん | 113 |
食道がん | 6 |
胃がん | 34 |
結腸・直腸がん | 90 |
膵・胆道がん | 14 |
肝がん・転移性肝腫瘍 | 14 |
肺がん・転移性肺腫瘍 | 42 |
良性腫瘍根治術 | 症例数(件) |
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胆のう摘出術 | 131 |
鼠径・腹壁ヘルニア | 99 |
痔核・痔ろう | 8 |
気胸 | 15 |
急性腹症緊急手術 | 症例数(件) |
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虫垂炎 | 76 |
腹膜炎・腸閉塞 | 21 |
小児外科手術 | 症例数(件) |
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鼠径ヘルニア・陰嚢水腫 | 29 |
臍ヘルニア | 4 |
停留精巣 | 5 |
その他 | 18 |
後期研修(専攻医)のご案内
当外科は大阪大学の医局に属し、大阪大学外科専門研修プログラムの連携施設です。外科は消化器外科(胃・食道、大腸、肝胆膵)、呼吸器外科、乳腺外科、小児外科の複数の専門医から構成されており、毎朝合同カンファレンスを行いひとつの診療科として、共に診療にあたっています。
後期研修医(レジデント)は各疾患の診療を幅広く経験するために、特定の疾患専門チームには属さず、症例毎に専門医とペアでさまざまな症例を担当します。また、一般外科疾患(鼠径ヘルニア、虫垂炎、急性腹症、気胸、外傷など)もバランスよく担当します。さらに、卒後4年目からは希望に応じて重点的に特定の疾患を担当・経験することも可能です。
当院は地域の中核病院として、多くの緊急手術を含めた一般外科疾患(各種がん、鼠径ヘルニア、虫垂炎、急性腹症、気胸、外傷など)を経験できると共に、ロボット支援下手術などの最新の医療技術も経験できます。レジデントのロボット支援下手術術者資格の取得・執刀も積極的に推進しています。レジデントでは術者経験が困難なことが多いロボット支援下手術ですが、当院では指導体制を整えています。一方、手術のみならず緊急手術後などの重症例においては、主体的に全身管理を学ぶこともできます。心臓血管外科症例は近隣の国立循環器病研究センターと連携をとっており、経験を積むことができ、当院在籍中に外科専門医試験受験資格に必要な全領域の症例を経験することができます。
当院のレジデント教育体制の特徴は、OJT(on-the-job training)とフレキシブルな点があげられます。外科全体で毎朝ショートカンファレンスを行なっているため意思決定も早く、各レジデントの希望に沿った担当症例の調整が可能です。習熟度に沿って外科診療を体系的に学んでもらいながら、積極的に執刀経験を積むことができる体制としています。同時に、積極的な学術活動(論文・学会発表)も行なってもらっています。希望があれば英論文作成まで可能です。勤務時間についても、希望に応じてフレキシブルな対応が可能です。
当院は職員の教育を大切にし、患者さんが惹きつけられる好循環型の病院「マグネットホスピタル」を理念に掲げています。
診療・指導医体制
- 胃・食道外科(担当:矢野、戎井、高)
- 大腸外科(担当:岡村、廣瀨、竹山)
- 肝胆膵外科(担当:桂、林)
- 呼吸器外科(担当:横内、原)
- 乳腺外科(担当:吉岡、橋爪、堺)
- 小児外科(担当:田中)
さいごに
当院は2018年12月に新築移転し、病院は綺麗で医療機器も充実しています。
綺麗な病院で、多くの各疾患専門医の下で最新のロボット手術、腹腔鏡手術、開腹手術、緊急手術と幅広く経験してみませんか?
一度、実際に病院に見学に来て下さい、歓迎致します。
お問い合わせ先
〒564-8567
大阪府吹田市岸部新町5番7号
市立吹田市民病院 病院総務室 人事担当
TEL:06-6387-3348:FAX 06-6380-5825
E-Mail:shomu@mhp.suita.osaka.jp