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乳がん

「乳がん」とは...

 乳がんは乳腺にできる悪性腫瘍です。女性のがんの中では最も頻度が高い部位になっています。自覚症状としては乳房のしこりや乳首からの血液混じりの分泌物などがありますが、はっきりした自覚症状がないこともあります。乳がんになりやすい生活習慣や体質として、喫煙やアルコール、閉経後の肥満、遺伝子の変化などが関係することがわかってきました。

「乳がん」の、り患率について

 り患率について、毎年日本全国で、約97,000人が乳がんに、り患しています。
 乳がんは20~30歳代に増えており、特にAYA世代【Adolescent and Young Adult(思春期・若年成人)の頭文字をとったもので、主に、思春期(15歳~)から30歳代までの世代を指しています。】といわれる出産子育て世代に多いがん種であることが問題となっています。
 30歳代の女性のがんの第1位は乳がんです。乳がんの発症は、40~60歳代で最も多くなり、その後徐々に減少しますが80歳代になっても発症することがあります。

「乳がん」の検診について

 乳がん検診は大きく3つ方法があります。乳房の形状(左右のアンバランスやへこみ)、皮膚や乳頭の色の変化、しこりや分泌物がないかなどを調べる視触診、乳房を上下・左右から平たく押さえ、X線で乳腺の様子を映すマンモグラフィー、乳房にゼリーを塗って超音波をあて、乳房内を調べる超音波検査があります。
 マンモグラフィー検診が有効であることは科学的に証明されており、早期発見・早期治療により、治る可能性が高くなりますので、定期的にがん検診を受診することが大切です。

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