肺がん
「肺がん」とは...
肺がんとは、気管支や肺胞の細胞遺伝子に何かしらの原因により傷がつくことで発生します。主な危険因子として考えられるものは喫煙で、喫煙者は非喫煙者の4.5倍肺がんになるリスクが高くなるとされています。
肺がんは中心型(肺門型)と末しょう型(肺野型)の2種類に分けられます。中心型(肺門型)肺がんは喫煙との関係性が深く、肺の入り口の太い気管支に発生するがんです。末しょう型(肺野型)肺がんは肺の奥にある細い気管支や肺胞などに発生するがんで、非喫煙者であっても多く発生するタイプの肺がんです。
「肺がん」のり患率について
男性は10人に1人、女性は21人に1人の方が一生のうちに肺がんと診断されています。
「肺がん」の治療について
当院で行っている治療方法は、大きく分けて手術療法、放射線療法、抗がん薬を用いる化学療法の3種類があります。それぞれ単独で治療を行う場合と各療法を組み合わせて治療を行う場合があり、患者さまごとに適切な治療法を選択します。また、一人一人の遺伝子異常の情報に基づき、治療効果を予測して治療法を決定する個別化治療も行っています。