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先輩研修医からのメッセージ

臨床研修医 2年目 W・S(男性) 研修期間

はじめまして、こんにちは。私はここ市立吹田市民病院で初期研修をはじめ、はや2年が過ぎようとしています。当院の売りは何と言っても病院全体の雰囲気が良いことです。
431床と中規模であり、スタッフ一人一人とも距離が近く、科ごとの敷居が低く、何でも相談できる雰囲気があります。コメディカルのスタッフにも温かく見守られ、看護師や技師から多くのことを学ぶ日々を過ごしています。意欲があれば、上級医の指導の下さまざまな手技も積極的にやらせてくれます。カリキュラムは自由度が高く、将来専攻予定の科をがっつり研修するのもよし、多科を初期研修医のうちに経験するのもよし、自分で学ぼうと頑張れば、それを全力でサポートしてもらえ、有意義な研修を送れるはずです。6人(うち1人は阪大病院とたすき掛け)という少人数の規模なので、研修医同士がとても仲が良く、今後医師として働いていく、かけがえのない仲間に出会える病院だと思います。最後まで読んでくれた皆さん、ぜひ一度見学に来てもらい、病院の雰囲気を肌で感じてもらえたらと思います。

臨床研修医 2年目 O・H(男性) 研修期間

2年間の初期研修を終えようとしている1月にこの文章を書いています。当院での研修について紹介しますので、これから研修先の病院を決めようとしている皆さんに興味を持っていただけたら幸いです。
当院はベッド数約400床の、いわゆる中規模の市中病院です。主治医として患者さんと接しながら上級医の先生にも相談しやすく、研修をするにはちょうどいい規模だと感じています。研修医として必要な知識・経験を得ることはできますし、さらに自分が主治医として考え治療していくことで責任感が身につきます。
1学年の研修医は6人です。出身地・出身大学や志望科は様々ですが、切磋琢磨しながら仲良く過ごしています。また、当院で初期研修した後に後期研修医として病院に残る先生も多く、頼れる先輩として何でも相談できる存在です。
研修のシステムとしてはページが用意してあると思うので詳しくはそちらを見ていただくとして、1年目に必修科をローテートしますが、2年目は1ヶ月の地域医療を除いて11ヶ月の選択期間が与えられています。もう一度内科を勉強するもよし、様々な科を見て知識を広げるもよし、自分で好きな研修を組み立てることができます。これは当院の大きな特徴だと思います。
研修生活は忙しいですが、アットホームで身のある研修ができる病院だと思います。是非、当院で一緒に研修しましょう。お待ちしております。

臨床研修医 1年目 O・F(女性)

市立吹田市民病院での研修も半分が過ぎようとしています。この1年弱の研修を振り返ることで、吹田市民病院の研修を紹介できましたら幸いです。
吹田市民病院の研修医は最大6人と少人数ですので、特定の科を回る研修医は自分1人のことが多いです。その分、できることがたくさんあります。研修医が主治医となり、自分で治療方針を決め、患者さまが元気になって退院していくところが見られるというのはcommon diseaseの多い市民病院だからこそできる経験なのではないかと思います。また、希望すれば指導医の監督のもと様々な手技を経験することができます。私は研修医の間にできるだけ手技を身につけたいと思っていましたので、研修初日に中心静脈カテーテルを挿入させてもらったりもしました。日常業務が忙しすぎて日々の雑務に忙殺される、というようなこともなく、自分の勉強時間を持ったり、学んだことをフィードバックする時間の余裕もあります。
また、各科、指導熱心で気さくな先生方ばかりで、困ったことがあればすぐに相談できる雰囲気の良さも吹田市民病院の魅力の一つです。先生方だけでなく、コメディカルのスタッフも大変優秀で、エコー技師の方に心エコーの指導をしてもらったり、検査技師の方に骨髄や細菌培養の塗抹標本の見方を教えてもらったりとコメディカルの方から学ぶことも多いです。
ただ、研修医が少ない分、各科でのレクチャーが充実していないという難点もあります。臨床セミナーも開催されており、非常に興味深い講義なのですが、研修医向けの内容でないことも多いです。この点は早急に改善が望まれますが、こんな一研修医の意見がすぐに反映されるのも吹田市民病院の良いところ、来年からは講義を充実させるように動いていただけるとのことです。
このように働きやすい市立吹田市民病院であなたも一緒に研修生活を送ってみませんか?ぜひ一度見学にいらしてください。研修医一同お待ちしております。