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「マンモグラフィ検診施設画像認定」を取得しました。

当院は令和2年10月1日付けで日本乳がん検診精度管理中央機構が定める「マンモグラフィ検診施設画像認定」を取得しました。

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 今日、乳がんは日本人女性の11人に1人が罹ると言われています。日本の食生活が欧米化してきたために、以前は少なかった乳がんの罹患率が高くなってきています。現在、日本人女性が最も患うがんであり、乳がんで亡くなる女性は、35年前の約3倍に達しており、年々増加傾向にあります。胃がんや大腸がんの検診は定着しつつありますが、乳がんの検診受診率は未だに低いのが現状です。
 年齢別に見ると、30歳代から増え始め、40歳代後半から50歳代が最も多くなっています。国立がん研究センターのがん情報サービスのデータでは女性の全がん患者さまの5年生存率は66%ですが、乳がんにおいては91%を超えており、乳がんは治る病気になっていることを示しています。

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しかし、乳腺に異常を感じてもすぐに外来受診をせずに、治療自体が遅れるケースも少なくありません。乳がんは、早期発見早期治療することによって予後に大きく影響するため、マンモグラフィ検診が重要な鍵となっています。マンモグラフィが効果を発揮するには、高い撮影技術と高度な読影力が不可欠です。すなわち、良い検診を行うには、撮影技師・読影医師の教育・研修と使用する撮影装置の精度管理が適切に行われている施設である必要があります。その判断材料のひとつとして、厚生労働省が乳がん検診の精度維持・向上のために認めた委員会「マンモグラフィ検診精度管理中央委員会」(精中委)の認定制度があります。
 今回、当院は「マンモグラフィ検診施設・画像認定」を取得することができました。診療放射線技師は、日々の業務の中、乳房撮影装置精度管理マニュアルに即した管理を日常的・定期的におこなっています。また、撮影は全て女性技師で行っております。
 女性の皆さまがご安心して、当院のマンモグラフィ検診(住民健診)及び乳腺外来(外科)にお越し頂けますよう、スタッフ一同、心よりお待ち致しております。

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